趣味のお話

窯元めぐりツーリング

趣味のお話

こんにちは。

“美し国の行政書士”長谷川です。

以前勤めていた職場のツーリングクラブに入っていまして、職場を退職した今でも、年に数回のツーリングに参加させていただいています。

ということで、今回は先週の土曜日に行ったバイクツーリングのお話です。

最初はお寺で参拝

今回のメンバーは5人

いつものように、久居駅を出発。

最初の目的地は、新大仏寺。国道165号からグリーンロードを通り、国道163号(伊賀街道)を伊賀方面へ走ります。

天気にも恵まれ、一日暑い日になりそうですが、バイクで走っていると風がとっても気持ちいい。

新長野トンネルを貫け、しばらく走って右折すると、突き当りにあるのが新大仏寺。

このメンバーでのツーリングは、必ずと言っていいぐらい寺社仏閣に立ち寄る。

会社が建材店だということもあって、木とか建築物とか材料とかに関するうんちくは半端じゃない。

寺で参拝したあとは、次の目的地である伊賀焼の窯元、長谷園へ向かいます。

伊賀焼 長谷園

長谷園は、伊賀市にある伊賀焼の窯元で、国の登録有形文化財の登り窯が有名です。

伊賀焼は、使われている陶土を焼くと遠赤外線効果がある焼物となることから、土鍋などに向いています。

場内のショップには、土鍋だけでなく、お皿やコーヒーカップ、徳利、壺などが並べられており、見ているだけで目の保養になります。

この日は、来場者も少なく閑散とした雰囲気でしたが、ゴールデンウィークには「窯出し市」が開催され、大変にぎわっていたようです。

陶芸の森

長谷園を後にして、次に向かうのは滋賀県信楽の陶芸の森。

信楽の町に入ってからは、道の両側のいたるところに大小さまざまなタヌキの置物が置いてあるお店を見かけるようになります。

信楽焼といえば、タヌキの置物が有名ですが、なぜタヌキかというと、タヌキは「他を抜く」という意味で、商売繁盛や開運、出世などのご利益がある縁起物とされているようです。

今回行ったところは、陶芸の森にある信楽産業展示館というところ。

広い館内には、いろいろな種類の信楽焼の焼物が展示販売されています。浴槽もありました。

やきものだけではなく、伊賀の地酒の販売コーナーもありました!

無意識にそちらの方へ足が向いて行ってしまいます。困ったものです。

酒器にビールジョッキにタンブラー、それらを手に取って眺めながら、頭の中では常にイメージトレーニングをしています。

・・・

あぁ、うまいっ!

もぐもぐタイム

お昼にはまだ早いですが、腹も減ってきたことだし、もぐもぐタイムとします。

お昼ご飯のお店は、陶芸の森から来た道を少し戻ったところにある「さぬきうどん亀楽屋」といううどん屋です。

開店直後だったので、まだ混んでなかったですが、次々とお客さんが来ます。

私が注文したのは、この店の一番人気メニューである「海老と揚げ餅のぶっかけうどん」の冷たいやつです。

うどんだけでは物足りないかなと思っていましたが、結構ボリュームがあり、しかも、さぬきうどんということもあり、しっかりコシのある麺なので、普通盛りでもお腹いっぱいになってしまいます。

完食。あぁ、おいしかった~。

ただ、注意しないといけないのは、このお店のメニューはどれも量が多いです!間違って大盛なんて頼もうものなら、気合を入れて食べなければなりません。

器は、もちろん信楽焼です。

このお店は、製陶所を併設しているので、外にはタヌキをはじめたくさんの置物が展示されていました。

かまーとの森

お腹も膨れたところで、次の目的地へ向かいます。

うどん屋さんから少し走ったところにあるのが、次の目的地かまーとの森です。

かまーとの名前は、以前設置されていたトンネル窯を撤去した跡地に作られたことで、「窯跡」とアートからきているそうです。

ここは、これまでに立ち寄った陶芸店とは趣が違います。

タヌキはいません。

植木鉢や花瓶や壺などのガーデニンググッズ中心の品揃えとなっています。

店の中には、やきものだけでなく、アンティーク雑貨なども展示されていたり、奥にはカフェがあったりして、オシャレな雰囲気の店舗になっています。

お値段も比較的安くて、イイ感じの商品があったりしますので、また来てみたいと思いました。

やきものもしっかり堪能したので、帰ることにします。

洒落たカフェ

帰りは、モクモクファームによって帰ります。

信楽から国道422号を伊賀に向かって走ります。

県境の山を超えると伊賀市に入り、山を下っていくと、左側にCafe & Library Nokaというカフェがあります。

外見からは、そこにカフェがあるということに気づきませんので、まさに知る人ぞ知るお店です。

道路からは奥まったところにあるお店の入り口を入ると、左手の壁一面が書棚になっていて本がぎっしり並んでいます。

その書棚に向かうようにカウンター席が、右手にはテーブル席が設けられています。

お店には2組のお客さんがいて、私たちは二つのテーブルに分かれて座り、アイスコーヒーを頼みました。

小汚いバイク乗りのオヤジたちには不釣り合いなほど洒落たお店です。

しばし寛いでいると、次から次へと若い女性のお客さんが入って来るではあーりませんか。

入口で入店待ちをする人がでてきたので、場違いなオヤジたちは、アイスコーヒーを慌てて飲み干し、そそくさと店を出ていくのであった。

モクモクファーム

洒落たカフェを出て、阿山にあるモクモクファームに向かってバイクを走らせます。

県道674号線は信号もなく、快走路です。あっという間に着いてしましました。

モクモクでは、ゲートの中には入らずに、野菜市場を物色して、それからジャージー牛ソフトクリームを食べました。

メンバーからジャージー牛についてのうんちくを聞きながら食べるソフトクリームの味は格別です!

ジャージー牛ソフトは、とても濃厚でおいしかった~。

伊賀上野散策

続いて向かったのは、伊賀上野。

お城の近くの駐車場にバイクを止めてお城を散策します。

「お城は登るもんと違って、見るもんや」と言うので、お城の方へは行かずにあたりを散策します。

伊賀上野城は、築城の名手と言われた藤堂高虎によって造られたお城で、その石垣の高さは大阪城と並んで日本一だそうです。

お城の周りをぐるっと回り、堀の道から本町通りをぶらぶらと歩きます。

本町通りは、古い町並みが残っており、アンティークな時計店があったりして歩いているだけでも楽しくなります。

それから、駅の方へと向かいます。

伊賀市は忍者発祥の地であるということで、5年ほど前に忍者市宣言をしました。

駅の看板も愛称の「忍者市駅」になっていますが、正式名は上野市駅です。

かつての上野市は、平成16年の市町村合併によって伊賀市となりましたが、駅名はそのまま上野市駅ですね。

駅までくれば、駐車場はもうすぐです。

よく歩きました!

毎回思うんですけど、このメンバーでのツーリングは、よく歩くし、よく登り、よく下る。

まぁ、健康的でいいですけど。

青山高原

このまま帰るには、まだ早いので青山高原に寄り道していくことにします。

国道165号線から青山高原公園線に入ると、ワインディングロードが続きます。

しばらくワインディングを楽しむと、やがて三角点展望台の駐車場に到着します。

ここは関西の軽井沢と呼ばれており、下界よりも涼しいです。

ここからは津の街や伊勢湾が一望できます。

三角点は、ここから小高い丘をすこし登ったところにあります。

「また登るんかい」と思いつつ、登る!

ここに登ると目の前に風力発電の風車群が広がり、圧巻の眺めです。

風車は全部で60基ぐらいあるそうです。数えていませんが・・・

この風車群の一部は、自宅のあたりから眺めることができるんですが、間近で見るとすごい迫力です。

もう少し先にもいくつか駐車場があるので、そちらまで行けばさらに大迫力の姿が見れるでしょう。

青山高原を後にし、あとは国道165号線を久居方面へ向かうだけ。

夕方の5時過ぎには朝集合した久居駅に到着し、そこで解散。今日のツーリングは終了です。

今回のツーリングは、バイクに乗っている時間よりいろいろ見学している時間の方がずいぶん長かったなぁ~。

普段はソロツーリングなので、ほとんど走ってばかりですが、いろいろ見学してみて、この歳になってもいろいろ発見することが多いことに気づかされ、「こういうツーリングもありだな」と思う今日この頃です。

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